葬儀の常識 - 通夜のマナー

葬儀における通夜の意味と喪主の役目

葬儀における通夜の意味と喪主の役目の写真

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葬儀における喪主の役割は葬儀の責任者です。主な役割は、葬儀社や参列者との接点となり、葬儀の内容を決定し、葬儀が滞りのないように進めることです。喪主となる人は、故人との関係が一番近いなど人が一般的です。もともと喪主は喪に服す主という意味合いから、何もしないことが正式でしたが、現代では葬儀の責任者の役割を担うため負担が大きくなっています。葬儀において臨終から間も無くすべきことは多くあります。必ずしも喪主ひとりでしなければならない訳でなく、手分けしてもかまいません。

通夜は通常、夕方ごろから始まります。喪主と遺族は早めに斎場に赴き、納棺を行います。ここで死装束を着せたり、場合によっては納棺をすべて業者が行なう場合もあります。業者と当日の進行を確認し、通夜ぶるまいがある場合はその手配の確認もします。通夜では一般的には喪主が挨拶します。喪主が挨拶をできない場合は、故人の配偶者などの代理を立てる場合があります。長男がいる場合は、長男が挨拶をする場合もあります。

通夜で挨拶をおこなう喪主は、翌日に葬儀・告別式も控えています。やるべきことが多く、悲しみと責任で頭が混乱してしまうこともありえます。まずは通夜の挨拶をしっかりとすませて、喪主としてすべきことをひとつずつ乗り越えていくことが大切です。通夜の1日だけでも、いろいろな挨拶があり、それぞれに目的が異なります。通夜の挨拶は、2〜3分を目安に構成します。参列者へのお礼や葬儀・告別式のご案内を含め、簡潔にまとめましょう。また、重ね言葉や忌み言葉は避けましょう。「たびたび」「重ね重ね」などの重ね言葉は不幸が重なることを、「四」や「九」などの忌み言葉は「死」や「苦しみ」を連想させるので避けます。旧来は通夜と葬儀・告別式の両方に参列するのが一般的でしたが、近年ではどちらか一方にしか参列しない人も多くなっているため、同じ内容の挨拶でも問題ありません。

通夜では喪主の挨拶をすることだけで頭が一杯になってしまいそうですが、全体の流れを把握しておくことも大切です。僧侶の出迎えから読経、参列者の焼香や通夜振る舞いなどすべきことがたくさんあります。一連の流れを把握しておくことで、その状況に応じた適切な挨拶や対応をすることができます。

通夜を無事に済ませられるか喪主は不安でいっぱいでしょうが、たいていは葬儀社の指示通りにしていれば無事に終わらすことができます。ただ、僧侶への挨拶は忘れないようにしましょう。僧侶が会場に到着するのは通夜が始まる30分前ほどです。参列者が集まり始めて慌ただしくなる時間帯ではありますが、僧侶への挨拶は大切ですので忘れないようにしましょう。たとえ檀家ではない、紹介された僧侶であっても2日間はお世話になるのですから、喪主の努めとして礼儀を尽くしましょう。ちなみに、お布施をお渡しするタイミングは葬儀社に確認し、葬儀社にタイミングを指示してもらうのがよいでしょう。